はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2018年02月28日

伯母さん、ご家族の皆さん、お疲れ様でした


 こんにちは。オレです。


 先日、伯母が亡くなりました。オレの死んだお袋の姉。91歳の大往生でした。10数年前より体調が思わしくなく、家族の介護が必要だという話は聞いていました。


 オレも仕事が忙しかったり親父の介護があったりとかで、疎遠になっており、ここ15年位は会っていませんでした。そういう事もあり、伯母さんが亡くなったとの連絡が入った時、正直「悲しい」という実感が湧きませんでした。それより寧ろ、91歳の高齢まで頑張った伯母さん、最後まで大変な介護を続けた家族に対して『ご苦労様でした』という労いの気持ちが大きかったです。


 もっとぶっちゃけて言えば、伯母さんを看取った家族へ『介護生活卒業おめでとう。よく頑張りました。』という言葉をかけてあげたいというのが一番の気持ちです。これは同じ境遇を過ごした経験のある人間だからこそだと思います。


 これまでにも親戚・知人の不幸はありましたが、故人の事ばかりを考えて悲しむ事はあっても、家族の事を考える事はありませんでした。そこに目を向けられるようになったのも、親父の介護生活があればこそ。3年間の経験は無駄では無かったのかなと思っています。

posted by オレ at 00:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

まさかの面会謝絶


 こんにちは。オレです。


 今年は雪が多い冬です。東北や北陸は考えられないくらいの量の積雪を記録し、市民の生活にも大きく影響しているようです。


 ここ長崎も量は多くはないですが、いつもより多い回数の積雪を記録しています。オレが住む地域は山の方なので、ちょっと降っただけでも道路は真っ白。公共交通機関のバスも運行休止になって、正に隔離状態となってしまいます。


 そんな毎日が続く中、施設に入所している親父はどうしているだろうと、車のタイヤにチェーンを巻いて面会に行ってみる事にしました。


 片道約30kmの距離。チェーンを巻いている為にガタガタと乗り心地は悪く、スピードも出さずに安全運転でトロトロ走行。通常なら1時間もすれば到着する道のりを、1時間程かけてのロングドライブ。


 「やっと着いたぁ」とホッとして入り口に向かうと扉に1枚の張り紙が。


 『インフルエンザ予防の為、只今面会をお断りしております』の文言。


 確かに、駐車場に外来の車は一台も止まっておりません。念のため、入り口すぐの事務所へ。スタッフさんみんなマスク姿で、「すみません。ちゃんと電話で連絡しておけばよかったですね」と謝られました。


 いやいや、そんな利用者の家族みんなに連絡するのも大変でしょう。ましてや、平日に…この雪の中に来るのはオレぐらいのものでしょうから。


 スタッフさん曰く、入所者に1名インフルエンザが出たらしく、さらなる感染を防ぐ為に外部との接触をシャットダウンしていますとの事でした。


 入所者は高齢者ばかり。ちょっとした感染でも命に関わるリスクも多いと思います。施設側の賢明な判断ではないでしょうか。


 ちなみに親父は、まったく感染の様子もなく、元気に相変わらず落ち着き無く過ごしているとの事でした(笑)


 オレはまた1時間半の道のりを、チェーンを巻いた乗り心地の悪い車をゴロゴロと転がして帰りました。


 お父ちゃん!また暖かくなったら会いにいくからね。


posted by オレ at 19:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

家族間のコミュニケーションA 〜小室哲哉引退について〜


 こんにちは。オレです。


 前回書いたように、今の親父は会話のキャッチボールはおろか、普通の大人同士のコミュニケーションが取れません。何を話しかけてもつれない調子。ただご機嫌にニコニコしているのが救いです。


 その対大人の家族間コミュニケーションについて考えさせられた出来事。世間を騒がせた小室哲哉氏の引退騒動です。

小室哲哉引退 介護地獄に陥らない5カ条「何でも自分でやろうと思わない」

  希代のヒットメーカーの幕引きは唐突だった。19日、音楽活動からの引退を電撃的に発表した音楽プロデューサー、小室哲哉(59)。週刊文春が報じた女性看護師との不倫疑惑を受け、男女関係は否定しながらも、「騒動のケジメとして引退を決意した」と語った。くも膜下出血で倒れた妻、KEIKO(45)の終わりのない介護が、彼をそこまで追い込んだのか。



 これまでの色々な報道によると奥さんのKEIKOさんが高次脳機能障害で大人としてのコミュニケーションが取れなくなったとか。小室氏曰く「女性というより女の子のようになってしまった」


 家族と普通のコミュニケーションが取れなくなった時の切なさ…正に認知症の親父を抱えたオレにも感じられるものです。


 ただ、オレの場合は親であり、客観的にいうとオレより早く死ぬ存在。言い方は悪いですが、諦めはつくのです。そして、オレには他にちゃんとしたコミュニケーションがとれる嫁や成人した子供もいます。


 今現在の好々爺となった親父。大切な家族には代わりませんし可愛らしい存在です。小室氏も奥さんに対して愛情が薄れたわけではないはずです。きっと可愛らしい子供のような存在になっているでしょう。


 でもやはり“連れ合い”の存在は違うんですよね。自分の一番の理解者であり、弱いところも見せられるものだとオレは思います。


 小室氏の家族構成がどうだったか分かりませんが、家族間で一番結びつきが強いはずの“連れ合い”がそうなった時の辛さは想像を絶するでしょう。


 そんな時に信頼できる存在の女性と出会えば、それは深い関係になるでしょう。この場合の深い関係とはいわゆる男女の関係とはちょっと違います。はっきり言って、不倫云々で片付けられる存在ではないと思うのです。逃げ場というか、心の拠り所というか…


 オレは別に不倫を肯定してるのではありません。ただ介護経験者として、障害を持つ家族を抱える人間の辛さや切なさ、孤独から少しでも救われたかった小室氏の気持ちが分かるのです。


 これは今迄の芸能人や政治家の“ゲス不倫”とは全く違う、社会が抱える問題を浮き彫りにしたものではないでしょうか。


posted by オレ at 16:53| Comment(2) | ニュースな事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする