はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2014年10月11日

火に油が注がれた。

 こんにちは。オレです。


 誰しも、人に施しを与えて感謝されるのは嬉しいものです。


 うちの親父は昔から、人一倍感謝されたがり屋さんで、人によくモノをあげていました。


 ただ、彼の場合はそのモノを相手が必要としているかどうかまでは考えずに突っ走るところが多々有りまして(笑)


 更に、その事に感謝の言葉を述べると、まぁ大変。


 親父がたまたま買ってきたトマトを「これうまいなぁ、ありがとう」と言った翌日、冷蔵庫の野菜室を開けると、赤い物体がいっぱいに詰め込まれ、雪崩を起こすスペインのトマト祭り状態


 しかも、それが何日も続く(笑)


 我が家では、「親父にお礼を言う=火に油を注ぐ」として警戒レベル4に指定されています(謎)


 認知症を発症してからは、さらに拍車がかかっているみたいです。


 現在デイサービスに毎日通っている親父。


 感謝されたい症候群の矛先は、お世話をしてくれる職員さんへ。


 雨の日に、たまたま職員さんの一人が傘を忘れた事があったのでしょう。


 その翌日、手提げ袋に何かを入れて持っていく親父。何が入っているのか尋ねても、隠して見せようとしません。


 数日後、デイサービスからの連絡帳に「お父さんが毎日職員の○○に折りたたみ傘を持ってきてくれます。今度、こっそりお返しします(^_^;)」との一文が。


 恐らく、最初に持ってきた時に「ありがとうございます。」と感謝の言葉を言ってくれたのでしょう。


 認知症の利用者に話を合わせてくれるのが彼らの仕事なのですから。


 それが火に油を注いじゃったみたいです。


 後日、こっそりと折りたたみ傘が我が家に戻ってきました。計5本も(笑)


 これからも、このくり返しなんでしょうね。

 しっかりと応対してくれるデイサービスの職員さんに逆にこちらが感謝なのです。


posted by オレ at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月08日

介護保険の認定通知

 こんにちは。オレです。


 今日、やっと来ました。


 介護保険の認定通知書です。


 判定結果は「要介護1」でした。


 この数字はなんじゃらほい?と調べてみますと

  • 要介護1 身の回りの世話に何らかの介助を必要、移動に何らかの支えを必要、少し問題行動や理解の低下がみられることがある状態

  • 要介護2 要介護1の状態に加え、日常生活動作(排泄や食事等)にも部分的な介護を要する状態。

  • 要介護3 日常生活動作と手段的日常生活動作の両方の面で著しく低下し、ほぼ全面的な介護を要する状態。

  • 要介護4 要介護3の状態よりさらに動作能力が低下し、介護なしには日常生活を営むことが困難となる状態。

  • 要介護5 要介護4の状態よりさらに動作能力が低下し、介護なしには日常生活を行うことがほぼ不可能な状態。


 数字が大きくなる程、症状が重く、5に至っては寝たきりで自分では食事もできないような状態らしいです。

 要介護よりも症状が軽い要支援という区分もあり、それぞれで受けるサービスに保険の適用度が違うそうです。


 約1ヶ月半前、親父の元に認定調査員が訪ねてきた際、オレが一番心配したのが要支援のほうに区分されないかという事でした。


 何度もここで書いていますが、親父は食事、排泄、入浴に関しては今のところ自分で出来ます。(若干食事をこぼしたり、う○こを便器外に投下する時もありますが(^_^;))


 ヨタヨタと手すりに掴まりながら、家の中も移動できます。


 人間をハードとソフトで分けるなら、ハードの部分はほぼ問題ナッシングなのです。


 そこで、オレは調査員にソフトの部分で問題がある事をかなり強調しました。


 一時的なせん妄、幻視、金銭管理が出来ない。情緒不安定になりやすい等です。


 調査員さんの聞き取り調査の際、まったく話が噛み合わずチンプンカンプンな答えを連発する親父。

 
 調査員「お名前を教えてください。」

 親父「住民票に書いてあるから自分で調べろ」

 調査員「今日は何月何日か分かりますか?」

 親父「あんたはそんな事も分からんの?大丈夫か」



 しかも女性の調査員だったので、上から目線でニヤニヤしながら応対する始末(´Д`)


 まるでオレの説明を裏付けるような言動そのもの。


 親子ならではの連携プレイ(謎)


 結果、これが要介護1の判定に繋がったといっても過言ではないでしょう。


 介護保険に関しても、病院のケースワーカーさんのアドバイスに従い申請したので、これから自分達でどのように活用するのか勉強していきたいと思っています。


posted by オレ at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月05日

親父とオレのプチ冒険

こんにちは、オレです。


親父が認知症を発症するきっかけとなった階段からの転落。


その時に胸骨を圧迫骨折し、3週間の入院後の自宅療養。最初はベッドから起き上がるのに「アイタタ、アイタタ」言い、顔をしかめたまま手すりに掴まり室内を移動していました。


2ヶ月経った今では、コルセットさえ装着していればスイスイと動けるようになり、歩行等には問題がない普通の健康なおじいちゃんになっています。


な訳で、家の中でオレがサポートする事はほぼなく、日中は放置状態でも大丈夫みたいです。(夜になると妄想で外に出ていこうとするのはたまにありますが 笑)


先日、親父が定年まで勤め上げた勤務先で、年金関係の説明会があり出かける事に。


元々、外に出かけるのが大好きな親父。認知症になってから、それも制限されていたので大喜びで何日も前から楽しみにしていました。


当日、大きな手提げ袋が二つ玄関に置かれています。どうやら親父が持っていくものとして準備した模様。


中を覗いてみると、事前に送られてきた書類の入った封筒、筆記用具、年金手帳関係。まぁ必要なのはこれくらいなのですが、何故かボックスティッシュが2個、リモコン各種(テレビ、ビデオ、エアコン)、電気シェーバーが2個、パジャマ、室内スリッパ等々


現在身の回りにあるものをみんな詰め込んでいるのです。


親父に「今日はただの説明会だから、こんなに物はいらないよ」と言うと、「そうか。でも何があるかわからんから」という返事。


ちょっと不機嫌そうな顔をしだしたので、まあいいかと思い、車のトランクに積んで出発。


車中の親父は終始ご機嫌。まるで遠足に出かける子供のよう。そういえば前日の夜はいつまでも寝付けてなかったみたいです(笑)


会場近くの駐車場に車を停めて、親父を降ろします。


大きな手提げ袋を二つ抱える親父。家の中はスイスイと軽やかに移動していますが、他の歩行者も多い街中に出ると、さすがにペースが違いスローモーで危なっかしく見えます。


すれ違う人、一人一人に「今日の説明会はどこですか?」と尋ねる親父。怪訝な顔をする人に「すみません・・」と小声で謝るオレ。


やはりひとりの外出は無理のようです。


会場に付き、説明会が始まりました。15分位が経過したところで、荷物をゴソゴソして落ち着かない親父。明らかに退屈している様子です。集中力が持続できずに説明が頭に入っていかないんでしょうね。


なんとかやり過ごして、休憩の時に「もう説明は理解しただろ?帰ろうか」と声を掛けると「そうだな。ちょっと聞いただけで俺は理解したからな。」と上から目線(笑)


また大きな手提げを2つ抱えて退出です。


親父がトイレに行っている隙に関係者の人へ事情を説明してお詫び。


「雰囲気でなんとなく分かっていました。大変ですね・・・。」と理解してくれたのが唯一の救いでした。


帰りの車中で爆睡する親父。昨晩眠れなかったのと、外の人と接した緊張から疲れたのでしょう。



家に着くと、ハガキが一枚届いていました。親父宛ての保険の説明会の案内です。


親父に見られないようにソっと隠したのは言うまでもありません(笑)


posted by オレ at 14:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする