はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


スポンサーリンク

2015年06月08日

介護人が抱える未来への不安


 こんにちは。オレです。


 今日の夕方目にしたニュースです。

 介護疲れか、父親を刺し殺害 47歳男逮捕


 介護疲れで父親を殺めてしまったと思われる男性。オレと同世代です。無職という事から彼も介護の為に仕事に行けなかったのかも知れません。


 自分がこの立場になってから、同じ境遇の人が起こす不幸な事件が目につくようになりました。毎日、延々と続く介護生活。本当にいつまで続くか分からない無限地獄です。


 精神的にも肉体的にも、そして経済的にも辛い毎日。この生活の終着はズバリ「親の死」です。追い詰められて逃げ場を失くした介護者が親に手をかけてしまう気持ちは不謹慎かも知れませんが、本当に良く分かります。


 こんなニュースがある度に、何故周りに相談しなかったのか、使える行政サービスをもっと使って云々という言葉が飛び交います。確かに介護者がひとりで抱え込まずに、周りの協力を仰げば他に道があったかもしれませんね。でもそれらはあくまでも現状の解決策に過ぎないとオレは思うのです。


 親父の通うデイサービスの家族会に参加してみて思ったのですが、認知症の親を介護している子供って50代以上の人が多いんですよね。その年代の人が介護離職して親の面倒を見ているのです。相当な資産家でもない限り、親の年金が生活の糧という人がほとんどじゃないでしょうか。


 そして親の死で介護が終わった時、自由な生活は戻ってきますが、今度は自分自身が高齢者。そして生活の糧だった年金も途絶えて途方に暮れてしまう。気が付けば自分が介護される立場に。そんな不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。


 親の介護の為に自分自身の将来設計が出来ないのです。介護される親も自分の為に子供の将来が犠牲になっていると感じるのは物凄く悲しい事でしょう。


 介護を終えた人が年齢に関係なくスムーズに社会復帰できる仕組みが出来て欲しいと思います。


 介護人が抱えている問題は現在だけではなく未来の事もなのです。


posted by オレ at 19:12| Comment(6) | ニュースな事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薬との相性


 こんにちは。オレです。


 先週、親父の就寝前の薬が精神安定剤から睡眠導入剤に変更になったという投稿をしました。結果、夜はぐっすりでしたが翌朝に倦怠感が残り動きが鈍くヨタヨタしている姿が見られました。


 オレ的には夜中に起き出さないようになったのは万々歳でした。しかし朝から迎えにきたデイサービスのスタッフさんはちょっとフラフラしている親父が気になったのでしょう。担当医に報告し、別の睡眠導入剤を試してみましょうという事になりました。


 変更前がブロチゾラム錠という薬。変更後がゾルピデム錠という薬。名称を並べてもナンジャラホイなのですが、素人目に見て・・・白からクリームに色が変わりました(笑)


 そのゾルピデム錠を服用した初日。いつもなら食事の後すぐベッドに横になる親父。何故かこの日は食卓を離れようとしません。他の家族がまだ食事をしているのをじーっと見ていたのです。自分が食事を終えた事を忘れてまた欲しがりそうな雰囲気。


 薬を飲んで30分が経過した頃、さすがに良くないと思い「そろそろ寝ましょう」と促して食卓から立たせました。ヨタヨタと寝室に向かう親父。まっすぐ前を向いているはずの背中が徐々に右に傾き、急カーブを描くようにクルッと回って倒れこみました。完全に足を取られています。


 肩を貸して寝室まで連れて行き、ベッドに横たえるとすぐに寝息をたてて眠り始めました。ゾルピデム錠・・・恐るべき即効性です。


 そして明け方になる頃にはゴソゴソと動き出していました。効くのも早く切れるのも早い。効果が前倒しになったっぽいです。



 2日目からは寝室に行ってから飲ませるようにしました。これなら足を取られる事もないでしょう。ところが今度は別の症状が!


 ベッドに横たわる親父。壁に向かって横向きに。突然「○×▲■※・・・だろうが。」と話しはじめました。


 ん?どうしました?と聞いてもこちらに顔を向ける事はせずに「○×▲■※×▲■」と聞き取れないような言葉でしゃべり続けます。しかも表情はニヤニヤしながら、口からは涎を垂らしたまま。


 オレに対してではなく他の誰かと喋っている感じです。でも部屋にはオレと親父しかいません。困惑するオレに関係なく延々と喋りつづける親父。見えない何かとコミュニケーションを取っているのでしょうか。


 終始楽しそうにニヤニヤしています。その表情を見ていると邪魔しちゃいけないような気持ちになり「おやすみ」といって電気を消し、オレは寝室を後にしました。


 その後1時間程、寝室からは親父の話し声が聞こえてました。



 翌日、その旨を担当医に相談すると、ゾルピデム錠という薬は高齢者によっては幻覚が見える等の副作用があり合わない人が結構いるらしいです。前回のブロチゾラム錠を半分にして服用し様子を見ましょうとの事。


 何事も長く付き合っていく為には「相性」が大切なのですね。その相性ピッタリの相手と出会うのは中々難しいものです。一日も早く落ち着けるといいのですが・・


本日のじい様プレート

270607.jpg

※タイの塩焼き、肉じゃが、胡瓜とタコの酢の物


posted by オレ at 12:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする