はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2015年07月22日

介護用ベッドが来ました


 こんにちは。オレです。


 先日、ケアマネさんに相談していた介護用ベッドが設置完了しました。


bed.JPG

これ。


 買い取りではなくレンタルです。レンタルというと、他の人が使った中古品が来るのではとオレはイメージしていましたが、届いたのは新品でした。


 月に1500円のレンタル料金で、半年に一度の点検も込み。正直もっと金額がするのではと業者さんに尋ねたところ、本来はその倍近い金額でしたが、最近は業界も競争で価格が下がったとの事。デフレはよろしくありませんが、消費者からすればありがたいものです。


 それとデザインも病院にあるような仰々しいイメージを持っていましたが、全体的に木目調のボディで部屋に置いても違和感ありませんでした。


cont.JPG


 このコントローラーで背もたれのリクライニングとベット全体の高さ調節できます。これなら親父が寝起きするのも楽ですし、介護する家族も腰の負担軽減です。


 夕方になりデイサービスから親父が帰宅。想像はしてましたが、部屋の模様が変わったのにも無反応。当たり前のように新品の介護ベッドに横になっていました。


 嫁曰く「多分、毎日新しいところに泊まってる感覚だから関心が無いんじゃない?」・・・確かにそうでしょうね。


 今の親父にとって昨日、一昨日等の近い過去は常に消去されているのでしょう。口から出るのも数十年前の古い出来事ばかりです。


 毎日が初体験ばかりなんだろうなぁ。


本日のじい様プレート

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※ジャーマンステーキ、キューリとワカメの酢の物、揚げ出しトーフ



posted by オレ at 12:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月21日

昨日の今日でごめんなさい


 こんにちは。オレです。


 昨日、「ゆるい介護」を意識すると若干楽になったという記事を書きました。自分で文字に起こしながら「オレも心に余裕が出てきて大人の階段を一歩登ったのかな、フフフ」と若干ニヤついていました。


 ・・・すいません。昨日の今日なのですが前言撤回します。


 「ゆるい介護」で気持ちが楽になるのは間違いありません。でもまだまだオレは心に余裕が出来る境地には程遠いみたいです。


 これといった問題なくスムーズにいけばそれでいいのですが・・・そうは問屋が卸しません。何かトラブル発生となると、俺の心の余裕はどこかにブッ飛んでしまうのです。


 先程親父がトイレに立ちました。ドアの前で紙パンツを下ろし始めて、同時にジャーっと噴射開始したものだから廊下もトイレも床がビシャビシャ。


 この段階ではオレも余裕がありました。まだまだ「ゆるい介護」効果健在です。


 親父がトイレに入ってる間に廊下を拭いて、紙パンツとパジャマのズボンの替えの準備完了。出てきた親父に「パンツをはき替えましょう」と促しました。


 そこで親父が素直に応じてくれたら何の問題も無かったのです。しかし!!彼の返答は・・・「はぁ!?」


 言ってる事が聞こえなくて聞きかえす「は?」ではありません。明らかに面倒臭いなこの野郎!的ニュアンスがたっぷり入った反抗的な「はぁ!?」でした。


 それでもなんとか「ささ、はき替えましょう」と促すオレ。すると親父は「あーーー!!!」と明らかにふて腐れる態度。


 ・・・・ダメですね。気が付けばオレは「おりゃ!さっさと脱がんかい!」と剥ぎ取り、便座に座らせてサササッと強引に新しいパンツをはかせていました。


 親父をベッドまで連れて行き「ほれ!さっさと寝れ」と寝かせてからトイレ掃除。うーん、昨日心に余裕が出来たと宣言したばかりなのに、あまり変わってねーな(笑)トイレの床を拭きながらため息の連続でございました。



本日のじい様プレート

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※手造りハンバーグ、オクラのゴマ和え、冷奴、カボチャ&厚揚げのそぼろ煮


posted by オレ at 00:59| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月19日

ゆるい介護をちょっとかじってみる


 こんにちは。オレです。


 前回まで散々弱音は吐きまくっていたオレですが、ここに来て少し楽になってきました。別に親父が劇的にマトモになったとか、ついに姥捨て山に捨てて来たとか(笑)、そんな訳ではありません。


 状況はそれ程変わっていません。まぁ、なんというかオレ自身が慣れてきたみたいです。それともうひとつ。親父が通うデイのスタッフの人から「ゆるい介護でいいんですよ」とアドバイスをもらいました。


 認知症になる前の親父は、生真面目な正確で身だしなみ関係は特にしっかりとしていました。毎日の風呂は当然、髭も毎朝綺麗に剃り、洋服も洗濯する嫁が呆れる程にマメに交換していました。


 認知症になって、せん妄や徘徊の症状が出ても小奇麗にする事だけは怠りませんでした。それがここ半年位前から、意欲がガクンと落ちて徐々にそれが出来なくなってきたのです。


 オレ的にはいくら頭がポンコツになっても、小奇麗にする事だけが親父に残された最後のプライドのような気がしていたのです。その為に歯磨きをしなくなったり、着替えをしなくなってきた親父についつい口うるさい事を言う様になりました。


 当然、親父はオレを口うるさい同居人だと思ってるだろうし、オレも自分の思う通りにならずにイライラする事も増えていきました。


 オレも頭では分かっているのです。頑張りすぎたら自分が持たないと。でも頑張らないとそのツケは先の自分に回ってくるのではないかというジレンマ。


 そんな時に聞いた「ゆるい介護のススメ」。デイのスタッフさんから言われたのは、「例えば食事の後に歯磨きをしなくても、汚れた服のまま寝たとしても、1回や2回はどうって事ないですよ」との言葉。


 その時にオレが口やかましく言ったり、イライラしていたのは、親父の為だけではなく、自分自身の理想通りに行かないからだったのでは?と思ったのです。


 なんだか自分自身で首を絞めていたような気がします。それを意識してから親父と接する時、先回りをするのを止めました。まずは親父に好きにやらせて、それをフォローする形でいいのではないかと。


 上手に説明できませんが、とにかく楽になったのは確かです(笑)


本日のじい様プレート

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※牛ロースのステーキ、各種付け合せ、ゴーヤチャンプルー、きゅうりの酢の物



posted by オレ at 23:13| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする