はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2016年02月02日

行く宛てのない夕方のドライブ


 こんにちは。オレです。


 昨日、久しぶりに親父の夕方の混乱がありました。定時にデイサービスから帰宅。その時点ですでに顔つきがいつもと違い、オレに対しても「こんばんは」と頭を下げます。完全によそ行きバージョンです。


 玄関に一旦入り、クルっと向きを変えて「お邪魔しました。さようなら」のご挨拶。


 オレ:お父さん、お父さん。どこに行くのですか?

 親父:これから家に帰ります。

 オレ:ここが家ですよ。

 親父:いや、うちはあの山の向こうをグルッと回って●※×▲・・・(聞き取れず)


 これまで何度もあったのです。いつものように車でグルっと一周したら我に返るだろうと、出発進行です。


 オレ:行先が分からないので道案内してください。

 親父:はい、わかりました。


 うす暗くなってきた夕方のラッシュ時。家路を急ぐ車を横目に親父を乗せて、行先不明なドライブ。なんだかなぁ(笑)


 「ここを真っすぐ」「次を右」「次を左」と後部座席の親父の指示通りに運転です。1時間経った頃、案の定頭を抱え出した親父。自分の言ってる事の辻褄が合わなくなってきたようです。もういいだろうと思い、適当なところでUターンして帰宅。


 家の駐車場に停めて、後部座席のドアを開けても親父は降りようとしません。あれれ?いつもだったらもう満足して帰宅モードに入るはずなのに・・・。


 オレ:お父さん、家に着きましたよ。降りてください。

 親父:ここは僕の家ではありません。帰りますので、さようなら。


 仕方なく、また車を出して、そこから更に30分間ウロウロ。またもや頭を抱えだした親父に「もういい加減帰りましょう」と半ば懇願するオレ。またUターンして家へ。イマイチ納得いかない様子の親父を車から降ろし、玄関の表札を見せます。


 オレ:ほら、ここに書いてある名前は誰ですか?

 親父:僕の名前が書いてあります。

 オレ:それじゃここはあなたの家ですよね。

 親父:●※×○□▲・・・(都合が悪くなった時の宇宙語)


 結局、最初に出発してから1時間半、目的地のないドライブでした。家に入った親父は、さすがに気まずいと思ったのか、比較的素直に風呂に入り食事を終えて就寝。道案内ご苦労様でした。



昨日のじい様プレート

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posted by オレ at 17:25| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする