はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


スポンサーリンク

2017年01月30日

父帰る


 こんにちは。オレです。


 先週の土曜日、予定通りに親父は退院しました。病院へ迎えに行き、約1ヶ月ぶりにパジャマから洋服への着替え。看護師さんに手伝ってもらい、オレと嫁と3人がかりで行ないました。靴下ひとつ履かせるのにも「ちょっと待って」の言葉を繰り返し、スムーズにさせてくれない親父。一体何を待てというのか(笑)


 なんとか着替えも終了し、お世話になった看護師さんに見送られ、車椅子に乗せて病院の玄関へ。その間、ちょっとこちらが気を抜けば、車椅子のタイヤストッパーを弄り、スムーズな走行を妨げる親父。落ち着きの無さは健在です。


 自宅へ戻ると開口一番…「こんにちは。お邪魔します。」オイオイ、あんたの家だろうが(笑)自宅とか他所様の家とか病院とかいう概念自体が彼の中から無くなっているみたいです。


 それでも不思議なもので、尿意を催すとちゃんとトイレへ向かい中へ入ろうとします。 (この時点ですでにリハビリパンツの中には出てますが。)頭から自宅という概念は消え失せても、体はしっかりと覚えてるんですね。


 入院してから約1週間の絶食。その後、重湯から始まった3週間の食事リハビリ。体はかなり細くなりました。まるで枯れ木のような、典型的なヨボヨボじいさんの体型になっています。でも、基本的な体力はそれ程落ちておらず、ヨタヨタしながらも自立歩行は出来ています。


 まだ健在な落ち着きの無さと自立歩行できる体力…つまりは、目を離せば徘徊する危険性があるという事。ベッドに横になる数時間の間も、4、5回は試みた脱走。入院前と変化なしです(笑)


 食事に関しては、病院からの指示通りにミキサーにかけて、とろみ剤を入れ、ご飯もおかずもムース状にして食べさせています。誤飲防止の為に、ひとくちずつ確実に飲み込んでからの次のひとくち…これが時間がかかるのです。


 指導してくれた言語聴覚士さんからは「30分くらいかけるつもりでゆっくりと」と聞いていましたが、ゆうに40分はかかります。オレもですが、親父自身も疲れて食事が終わる頃にはグッタリです(笑)


 肉体的にはさほど変わってない親父ですが、精神的には穏やかになったような気がします。こちらの言う事を聞かないのは相変わらずですが、反抗する事がなくなりました。1ヶ月間、優しい看護師さん達にお世話をしてもらったからか、それとも反抗する気力も無くなるほど認知症が進んだのかは不明です。


 とにかく、こんな感じで、退院後もなんとか過ごせています。

posted by オレ at 23:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする