はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2015年11月26日

気持ちをリセットさせる


 こんにちは。オレです。


 昨日、いつもの時間にデイサービスより帰宅した親父。玄関に入ってオレの顔を見るなり「さあ、帰ろうか」と謎の笑顔で言いました。「いやいや、お父さん。今帰ってきたばかりじゃないですか」と返すと「ああ、そうか」と首をかしげながら靴を脱ぎ出しました。明らかに納得していない感じです。


 キッチンにいる嫁が「おかえり」と声を掛けると「今晩は。お世話になります。」とまたもや謎の返事。いつもは『帰宅⇒風呂』のスケジュールですが、「風呂に入りましょうか」と言っても「いや、帰ってから入ります」と拒否。


 別段、機嫌が悪いのでもなく、穏やかなのですが、表情や物言いがどことなく他人行儀。たまにあるのですね。体は帰宅してても頭の中が外出状態の時が。これまでの経験でオレが学んだ対処法⇒「一旦外に連れ出して、気持ちをリセットさせる。」


 「それじゃ帰りましょうか」と声をかけ車に乗せました。そして近所をグルッと1周して10分後に帰宅。でも親父の表情はまだ他人行儀のままです。あれ?今まではこれでうまく行ってたのに・・・


 そうこうしていると食事の準備ができ、普段と変わりなくがっつく親父。見事に完食です。食後にもう一度「帰りましょうか」と声をかけると「はい」と返事。


 またまた車に乗せて、今度は30分かけてグルグルっと大回りで1周して帰宅しました。すると親父から「ただいま」の言葉がやっと出てきました。何とか気持ちがリセットできたみたいです。


 1回目の近所をグルっと1周しただけのやっつけドライブには親父も気づいてたのでしょうか。ちゃんと頭の中が帰宅するまでに至らなかったようです。


 しかし、なぜ時々こんな感じで気持ちが帰宅できないのでしょうか。考えるとある事に気づきました。親父が通うデイサービスの送迎車は専任の運転手のおじさんがいるのですが、昨日は違う人でした。たまたまお休みだったのでしょう。過去に同じような事があった時もいつものおじさんではなかったような・・・。


 親父の中で『運転手のおじさん』=『帰宅』という形が出来上がっていて、それが崩れた時に混乱して、頭の中が帰宅出来ないのかもしれません。


 しかし、施設の都合もあるので、毎回同じ運転手さんに送ってくださいとワガママ言うわけもいきません。親父の気持ちがリセットできない時はオレが連れ出して、念入りに車でグルグルと連れ回すしかないみたいです。



昨日のじい様プレート

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posted by オレ at 10:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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