はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2018年01月22日

家族間のコミュニケーションA 〜小室哲哉引退について〜


 こんにちは。オレです。


 前回書いたように、今の親父は会話のキャッチボールはおろか、普通の大人同士のコミュニケーションが取れません。何を話しかけてもつれない調子。ただご機嫌にニコニコしているのが救いです。


 その対大人の家族間コミュニケーションについて考えさせられた出来事。世間を騒がせた小室哲哉氏の引退騒動です。

小室哲哉引退 介護地獄に陥らない5カ条「何でも自分でやろうと思わない」

  希代のヒットメーカーの幕引きは唐突だった。19日、音楽活動からの引退を電撃的に発表した音楽プロデューサー、小室哲哉(59)。週刊文春が報じた女性看護師との不倫疑惑を受け、男女関係は否定しながらも、「騒動のケジメとして引退を決意した」と語った。くも膜下出血で倒れた妻、KEIKO(45)の終わりのない介護が、彼をそこまで追い込んだのか。



 これまでの色々な報道によると奥さんのKEIKOさんが高次脳機能障害で大人としてのコミュニケーションが取れなくなったとか。小室氏曰く「女性というより女の子のようになってしまった」


 家族と普通のコミュニケーションが取れなくなった時の切なさ…正に認知症の親父を抱えたオレにも感じられるものです。


 ただ、オレの場合は親であり、客観的にいうとオレより早く死ぬ存在。言い方は悪いですが、諦めはつくのです。そして、オレには他にちゃんとしたコミュニケーションがとれる嫁や成人した子供もいます。


 今現在の好々爺となった親父。大切な家族には代わりませんし可愛らしい存在です。小室氏も奥さんに対して愛情が薄れたわけではないはずです。きっと可愛らしい子供のような存在になっているでしょう。


 でもやはり“連れ合い”の存在は違うんですよね。自分の一番の理解者であり、弱いところも見せられるものだとオレは思います。


 小室氏の家族構成がどうだったか分かりませんが、家族間で一番結びつきが強いはずの“連れ合い”がそうなった時の辛さは想像を絶するでしょう。


 そんな時に信頼できる存在の女性と出会えば、それは深い関係になるでしょう。この場合の深い関係とはいわゆる男女の関係とはちょっと違います。はっきり言って、不倫云々で片付けられる存在ではないと思うのです。逃げ場というか、心の拠り所というか…


 オレは別に不倫を肯定してるのではありません。ただ介護経験者として、障害を持つ家族を抱える人間の辛さや切なさ、孤独から少しでも救われたかった小室氏の気持ちが分かるのです。


 これは今迄の芸能人や政治家の“ゲス不倫”とは全く違う、社会が抱える問題を浮き彫りにしたものではないでしょうか。


posted by オレ at 16:53| Comment(2) | ニュースな事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
介護がつらくて安らぎや癒しを求めてしまう。介護経験者なら誰しも理解できる感情ではないでしょうか。介護は綺麗事ではなくて厳しい現実。苦しいし、悩むし、悲しいし、恨み辛みも出てくる。倫理的に不倫が良いか悪いかは個人の価値観の問題。介護問題で苦労されてきた小室さんに他人が口を挟むのは傲慢だと思う。
Posted by morikana/香菜子 at 2018年01月28日 13:59
>>香菜子さん

そうですよね。おっしゃる通り不倫云々は個人の価値観の問題。

今回の騒動で少しでも社会の介護者への理解度が深くなればと思います。
Posted by オレ at 2018年01月29日 22:25
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