はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2017年04月17日

人生の逆回転


 こんにちは。オレです。


 4月に入ってからオレは平日の昼、ほぼ毎日仕事に行っています。それもあって月曜から金曜まで親父は施設のロングステイを利用中です。そして週末は自宅へ。先週の土日も家で過ごしました。


 5日ぶりに見た親父は、また一段と元気になっていました。気分が乗れば介助無しで自分で立ち上げる事も出来き、そのまま家の中をトコトコ歩きます。しかし2、3歩進むと自分が何が目的で歩いているのかを忘れて立ち止まります。


 そこに食べ物があると要注意です。ほぼ間違いなく手が伸びます。しかし、胃ろうの栄養チャージしているので、口からの食べ物摂取はご法度。親父の目が届きそうな範囲には何も置けません。


 それでもガサゴソと漁りだす親父。でも、体の向きをクルっと変えてやると、自分が何かを漁っていた事を忘れて、また前へトコトコ歩いていきます。


 こんな感じで、自分の思うようにならない時も怒る事は無くなりました。その意味ではかなりやりやすくなっています。


 人間の成長過程は赤ちゃんから始まり、自我が芽生えてくると反抗が出てきます。親父はまるでそれの逆回転を行ってるのでしょう。反抗期の時期を通り過ぎて、自我が芽生える前の赤ちゃん状態に近いのかもしれませんね。まぁ、紙パンツの時期も過ぎてオムツ状態になっていますし(笑)


 月曜日の朝、反抗する事も無く元気にロングステイへ出かけて行きました。また1週間頑張りましょう。


posted by オレ at 11:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

秘密兵器・バイトブロック!


 こんにちは。オレです。


 親父が退院してから10日が過ぎました。あれだけヨレヨレだったのが、しっかりと自分で立ち上がる事が出来るまでになりました。栄養補給の量は入院中と全く変わっていません。それなのにこの回復は、やはり寝たきり生活じゃなくなった為だと思います。


 昼間は基本、施設でソファに座ってゆったりと過ごしています。スタッフの方や他の利用者さんからも声を掛けられ、脳にも刺激が与えられています。思えば、入院中はずっとベッドの上に一人でした。


 時々看護師さんが来て、バイタルチェックやオムツの交換の際に声をかけてもらうだけ。テレビを見るわけでもなく、当然、本や新聞は読みません。一日の大半を眠るだけの生活。これでは頭も体も退化しちゃいますよね。


 表情も豊かになり、言ってる意味は不明ですが、言葉もよく発するようになりました。



 ところで、親父の退院の際の準備するものが色々とありました。胃ろうの為の栄養補給グッズ、吸引器や接続する為のカテーテル。ひと通り揃えたつもりでしたが、ひとつだけ足りないものがありました。


 入院中、口腔ケアや吸引の時に、口を開けるようにマウスピースみたいな細長いパイプを口に入れられていました。それが無いと歯を食いしばってしまい、カテーテルを入れる事ができません。


 そのマウスピースみたいなグッズが一体なんだろうと、ネットで色々調べても出てきません。『吸引 口に入れる 器具』等のキーワードで検索したのですが、全く違うものばかりにヒットするのです。


 困ったオレは病院に電話し、その器具について教えてもらいました。看護師さん曰く「あれは医療用の器具でバイトブロックというものですよ」「通常のドラッグストアに売ってますかねぇ」と尋ねると、「医療器具なので多分無いと思います。歯科医院に問い合わせれば手に入るかもしれませんよ」との事。


 うーん、歯科医院か。オレは30年前に親知らずを抜く時に麻酔が効かずに死ぬ目に会って以来の歯医者アレルギー。ここは素直に『バイトブロック』の名前で検索。


 するとア○ゾンや楽○の通販サイトにしっかりとヒット。案外安い価格(350円位)で購入できました。ちなみに送料が500円かかるという本末転倒な支払いになったのですが、仕方ありません。歯医者アレルギーなので(笑)


 という事で手に入れた『バイトブロック』はこれです。

バイトブロック.jpg


 これで今日から吸引が楽になりそうです。

posted by オレ at 15:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

お風呂では暴れん坊


 こんにちは。オレです。


 親父が退院してから6日目。最初の2日は自宅に宿泊し、3日目から施設のショートステイを利用しています。


 2日間の自宅宿泊で感じた事…胃ろうと吸引に関しては、それ程抵抗する事も無く、ほぼスムーズにこなせました


 夜間もほとんど咳き込む事もなく、朝まで大人しく就寝。ただ以前はオレらが就寝する前にトイレへ誘導していましたが、かなり足腰が弱って危険なので、それは中止しました。その代わりに寝る時はリハビリパンツを止めて夜用のオムツと大量吸収のパットを装着→早朝5時に新しいものに交換。この流れで布団を濡らすのを防ぐようにしました。


 一番問題になるのは入浴です。嫁が仕事で遅くなる時の事を想定して、オレひとりで介助できるか頑張ってみました。


 洋服を脱がせて、胃ろうのチューブが飛び出さないように腹帯をしっかり巻いたまま浴室へ。抵抗する親父をなだめながらなんとか椅子に座らせて、シャワーをかけると、逃げ出そうともがきます。それを抑えつつ、ボディタオルで体をゴシゴシ。


 そうこうしていると、腹帯がズレて胃ろうのチューブが顔を出します。それを親父が引っ張らないように気を付けながら、頭をシャンプー。ひととおり終える頃にはオレは汗だくな上に蒸気で頭がぼーっとしてきます。


 今度は浴室から出すのもひと苦労。手すりをしっかりと握って離しません。指を1本1本解きながら、連れ出して体を拭いてやってる間も逃げ出そうと大暴れ。胃ろうチューブは完全に飛び出しブラーンとしています。


 後半は嫁にも手伝ってもらい、なんとか終わらせました。これはやはりひとりでやるのは無理です。


 あんなに風呂好きで綺麗好きだった親父なのに、『入浴』という行為を忘れてしまったのでしょうね。自分に危害を加えらえてると感じ、怖くて仕方ないのでしょう。


 たった2日でオレももうめげそうです(笑)


 それでも入浴以外の時はすっかり穏やかなおじいちゃんになっており、たとえ入浴時に暴れても憎たらしく感じる事がなくなりました。



 その後、ショートステイに行って3日。さっき用事があり施設を覗いていました。親父は退院時より顔色もよくなって元気そうで安心しました。寝たきり生活から開放された事で、かなり体力も戻ってきてるみたいです。でも、抵抗する体力はいらないのですが(笑)

posted by オレ at 15:21| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする