はじめに

 平成26年夏、同居している親父が自宅の階段から転落し救急車で搬送され入院。
 その日を境に親父はアルツハイマー型認知症を発症。
 それは親父とオレと家族の生活を一変させる出来事だったのです。
 詳しくは下記に記しています。
 介護初心者のオレが親父のサポートに取り組む姿を綴っていきたいと思っています。


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2017年04月06日

お風呂では暴れん坊


 こんにちは。オレです。


 親父が退院してから6日目。最初の2日は自宅に宿泊し、3日目から施設のショートステイを利用しています。


 2日間の自宅宿泊で感じた事…胃ろうと吸引に関しては、それ程抵抗する事も無く、ほぼスムーズにこなせました


 夜間もほとんど咳き込む事もなく、朝まで大人しく就寝。ただ以前はオレらが就寝する前にトイレへ誘導していましたが、かなり足腰が弱って危険なので、それは中止しました。その代わりに寝る時はリハビリパンツを止めて夜用のオムツと大量吸収のパットを装着→早朝5時に新しいものに交換。この流れで布団を濡らすのを防ぐようにしました。


 一番問題になるのは入浴です。嫁が仕事で遅くなる時の事を想定して、オレひとりで介助できるか頑張ってみました。


 洋服を脱がせて、胃ろうのチューブが飛び出さないように腹帯をしっかり巻いたまま浴室へ。抵抗する親父をなだめながらなんとか椅子に座らせて、シャワーをかけると、逃げ出そうともがきます。それを抑えつつ、ボディタオルで体をゴシゴシ。


 そうこうしていると、腹帯がズレて胃ろうのチューブが顔を出します。それを親父が引っ張らないように気を付けながら、頭をシャンプー。ひととおり終える頃にはオレは汗だくな上に蒸気で頭がぼーっとしてきます。


 今度は浴室から出すのもひと苦労。手すりをしっかりと握って離しません。指を1本1本解きながら、連れ出して体を拭いてやってる間も逃げ出そうと大暴れ。胃ろうチューブは完全に飛び出しブラーンとしています。


 後半は嫁にも手伝ってもらい、なんとか終わらせました。これはやはりひとりでやるのは無理です。


 あんなに風呂好きで綺麗好きだった親父なのに、『入浴』という行為を忘れてしまったのでしょうね。自分に危害を加えらえてると感じ、怖くて仕方ないのでしょう。


 たった2日でオレももうめげそうです(笑)


 それでも入浴以外の時はすっかり穏やかなおじいちゃんになっており、たとえ入浴時に暴れても憎たらしく感じる事がなくなりました。



 その後、ショートステイに行って3日。さっき用事があり施設を覗いていました。親父は退院時より顔色もよくなって元気そうで安心しました。寝たきり生活から開放された事で、かなり体力も戻ってきてるみたいです。でも、抵抗する体力はいらないのですが(笑)

posted by オレ at 15:21| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

おかえりなさい


 こんにちは。オレです。


 一昨日、親父が退院しました。2ヶ月ぶりの我が家です。かなり足腰が弱くなっており、フラフラするのを嫁と二人で両方から支えて、なんとかソファーに座らせました。でも、徐々に体がずり落ちてきます。座っているだけの体力も無いみたいです。


 すぐにベッドを用意して横にさせるとイビキをかいて寝てしまいました。その間に持って帰ってきた荷物の片付けを済ませ、ひと休みさせたところで風呂へ。入浴するのも2ヶ月ぶり。


 服を脱がせてビックリしたのは、下半身がめちゃくちゃ細くなっていた事です。あれだけ食いしん坊だった人がここ3ヶ月、点滴と胃ろうの栄養補給だけ。しかもずっと寝たきりだったから、筋肉もすっかり衰えてしまっているみたいです。さすがにこの姿には涙が出そうになりました。


 胃ろうのチューブが体からぶら下がっている為、それを気にしながらの入浴。タオルを体に巻いてブラブラさせないようにしてても、洗っているうちに取れてしまいます。そうすると親父はそれを掴もうとするのです。左手は親父の手を抑えつつ、シャワーヘッドを首と肩の間に挟んで、残った右手で体をゴシゴシ…アクロバティックな体勢での入浴介助…これは疲れました。


 風呂から上がって、新品のリハビリパンツを穿かせたのですが、入院前にはちょうど良かったLサイズがもうブカブカです。これは横漏れしてしまいます。嫁が慌ててMサイズを買いに行きました。その間に病院で習った吸引と口腔ケア、胃ろうの栄養チャージというメニューを一通りやってみました。


 親父は入浴で覚醒したようで、何かと手を出してきます。その手を抑制しながらの作業。これもまた苦労しました(笑)本来は嫁と2人でやるのが理想ですが、オレ1人で出来るようにならないといけませんね。


 ゴソゴソを手を出してくる親父ですが、以前のような暴れん坊では無くなっています。ベッドの上で動いていても、手摺りを乗り越えるまでの体力はもうありません。これから極力、トイレ誘導をしたり、入浴させたりしながら、完全な寝たきりにならないようにさせようと思っています。


 性格も穏やかになり、会話はできませんが、ニコニコと笑顔を見せてくれます。「もっと元気になって長生きしようね」と語りかけると、か細い声で「はい、分かりました」と。多分言葉の意味は分かってないでしょうが(笑)何ともその時の表情が可愛らしかったです。


 今月からオレも平日昼間、毎日仕事に行くようにしています。自宅介護と施設のデイサービス・ショートステイの併用で、なんとか乗り切って行こうと思っています。


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posted by オレ at 13:31| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月28日

手際よくなってきた感じがします


 こんにちは。オレです。


 先日病室に届けられた吸引器。看護師さんに色々と指導を受けながら、なんとか扱えるようになりました。親父の口からチューブを入れて吸引するわけですが、これが結構な長さを入れなくてはいけません。


 看護師さんから教わった長さが約12cm。喉の奥、首の根元ぐらいまでグィっと差し込みます。最初は見てるこっちが「オエッ!オエッ!」となっていました。


 一番ネックになるのは親父が口を開けてくれない事です。例のごとく、こちらの言ってる言葉が理解できず、意思の疎通はゼロ。何度も「口を開けてください!」を繰り返し、一瞬開いたスキを逃さず、口の中にプラスティック製の筒状のやつ差し込みます。その穴からチューブを差し込んで吸引。親父は眉間にシワを寄せながらもまな板の上の鯉状態で、抵抗出来ません。ワハハハ。


 それから、栄養チャージも慣れてきました。手順を頭で考えるのではなく、体が覚えたみたいです。しかし、こうなるまで約2週間かかりました。10年前ぐらいのオレだったら、もう少し早く慣れたろうになぁ。年は取りたくないものでやんす(涙)


 こんな感じで明後日退院する事に決めました。あとはそれまでに親父が誤嚥して熱を出さない事を祈るだけです。

posted by オレ at 16:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする